現在、メインスレッド＋２スレッド程度のプログラムをVB.NETで製作しているが、実はマルチスレッドのプログラムを一から組むのは初めてだったりする・・・
で、情報を漁りに漁ったのだが、なんと！？ネットで検索しても「コンソールアプリ」での実装例とか、概念めいた情報が大多数という現実！
特に.NETはバージョンが上がる毎にAPIが追加され容易にスレッドプログラミングが行えるという情報はあれど、実装例がない！！
本件に対応できるのは、下記の書籍である（独断）。
C#によるマルチコアのための非同期/並列処理プログラミング – 山本康彦 (著)
各.NETのバージョン毎に、可能な実装例を掲載してあるのでとても助かる。
結局、NET3.5がターゲットだった為、一番初期から提供されている、Threadクラスを用いた方法で実装したが、NET4.0から大幅に変わっている（もちろん、便利なほうに）し、ネットではこの情報が得られにくいので、この書籍はとても役に立つと思う。
それにしても、マルチスレッドって、結構古くからある技術なのに、情報がないのは、言語によって実装が異なるからかなー。
あーそれと、「ムーアの法則」が近く終焉するので、「並列処理」について偉い人があれこれ言い始めているようだけど、パフォーマンスを上げるためのマルチスレッドプログラミングはかなり大変そうなので、プログラミング・パラダイム（関数型言語とか）と、コンパイラの最適化に頼るしかなさそうと、個人的には思っている。
