Ubuntu:Apacheのバーチャルホストの勘違い。

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久々、この本

図解でわかる Linuxサーバ構築・設定のすべて
一戸 英男
日本実業出版社
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おすすめ度の平均: 4.5

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4 オープンソースがある程度わかる人向けの中級本



を眺めていたら、こんなことが書いてあった。

バーチャルホストの種類
~中略~
・名前ベース:1つのIPアドレスに複数のドメインを割り当てる
・IPベース:IPアドレスごとに複数のドメインを割り当てる
~中略~
名前ベースのバーチャルホストはSSLサーバには使えないので、注意が必要です。

Ubuntuでは、「/etc/apache2/sites-available」の「default」ファイルにDocumentRootが定義してあるが、これがそもそも

NameVirtualHost *

で始まっている。

Webminもこの「default」ファイルをメンテナンスするが、結局全てが名前ベースのバーチャルホスト定義の中でのホスト定義だったのだ。
過去に、SSLサイトをIPアドレス直打ちでは表示できないように、2つSSLサイトを定義し、片方にマシンのIPアドレスからなるURLを定義、参照権限をつぶしたものを定義したら、元のSSLサイトも他の定義サイトも全く表示できなくなる現象が起きた。

名前ベースのバーチャルホストはSSLサーバには使えないので、注意が必要です。

SSLサイトは、「default」ファイルには定義されるべきでないが、おそらく1つまでは許されるのでは?
エラーは、これが原因だったんだー。

追記:
良書というのは、するめのように、噛めば噛むほど味が出る。
図解でわかる Linuxサーバ構築・設定のすべて
は、2005年発行ながら、Linuxサーバの基礎を理解するにはとてもよい内容の本です。
3年も経てば、技術的に古くなっている記載はもちろんあります。しかし、「なぜ、そうなるのか」「なぜ、その設定が必要なのか」は、ネットなどで必要に応じ調べていたのでは、どうも身につかないように感じています。
この本は、現在でも大型書店のLinux関連の書棚に行けば、流行の本の横にちゃんと並んでいます。

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