さて、10月16日(土)にノートPCの電源を入れると、起動時プログレスバー ((プログレスバー:wikipedia解説))画面でバーが半分ぐらいのところでブルースクリーン ((ブルースクリーン:wikipedia解説))。現象は下記引用先HPの内容に同じ。
CTRL + ALT + DEL を押すが、反応がない。まずいな。仕方なくマシンのリセットボタンを押す。しばらくして BIOS が表示され、Windows2000 が起動し始めた。しかし、ここでハードディスクから同じ部分をシークし続けるような駆動音がきこえてくる。しばらくすると INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE というエラーが出て、ブルースクリーンになってしまう。エラーメッセージは、「ウイルスがいるかも」とか、「chkdsk /F をやってね」とか書いてあった。
この方は、別のディスクからOS起動しチェックディスク(chkdsk)をかけたそうだ。とてもそこまでする元気がないので、いろいろ調べた結果、これまでやったことのない「修復インストール」を行うことにした。
初めて実施することなので、事前にKNOPPIX ((KNOPPIX :wikipedia解説))あたりでデータの退避を行おうと思ったが、結局面倒なので一か八か。
下記、実施した手順。
内容:
システム・パーティションにインストールされているWindows 2000の起動用ファイルが正常かどうかを調査する。このとき不正なファイルが見つかったら、Windows 2000のインストールCDから必要なファイルをコピーして修復する。またこの処理では、NTLDR(Windows 2000 OSのブートストラップ・ローダ)およびNtdetect.comも合わせて検査される。Boot.iniファイルが不正なら再生成する
ブルースクリーンで chkdsk /F を要求してくるあたり、ブートストラップ・ローダのファイルがソフト的不整合(もしかしたら、HDDセクタ破壊)で読めないのが原因と予想していたので、上記の手順で当該ファイルが再度コピーされて修復できると考えた。
今まで修復インストールは、OSの全ファイルを上書きするものとの「偏見」があったが、この引用先に詳しい説明あるように、
- スタートアップ環境の検査
- Windows 2000システム・ファイルの確認
- ブート セクタの検査
の3種類が可能、今回はスタートアップ環境の検査のみ実施し、おそらく最低限のファイルのコピーで済んだはず。
さて、結果は、再起動すると正常起動。やったー。
しかし、Win2000のサポートが切れた現在、これを実施することになる人がどれだけいるのだろうか・・・。