「心が軽い!」

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愛する家族へ。
明けましておめでとうございます。

今日のAM0時、FAXをありがとう。それからこれまでも私への励ましの手紙をありがとう。
私は、不思議な気分で新年を迎えています。その昔、子供の頃、家業の店に買い物に来てくださった近所のおばさんたちが、店の隅にいる私に「おとなしいなぁ。今日はなにして遊んだん?」と聞かれて、返事をしだしたら話が止まらず、そのおばさんが買い物が終わって店を出ても、着いていって話して、ついにはおばさんの家の台所に上がりこんで話をしてしまうという、とんだ迷惑な子供だったのですが、いま、父や母と話しをすると、全く話が止められずしゃべりっぱなしになり、父母にトイレを我慢させてまで話してしまうような「お子様モード」な気分です。

皆ががんばってくれているときに、私の希望だった「お寺修行」に行かせていただきました。とてもよい体験でした。おかあさんが、修行に行く前の電話で「寺に行ったら、そのままハマって、出家してしまうんじゃないの?」といわれ「いやー、帰ってくるよ、世帯主じゃし」と言いましたが、うっかりそのまま寺に居座ろうかと思うほどに良い経験でした。
お寺での座禅修行、法話(和尚さんが先生になって授業)は、勉強になることばかりで、どんどん腰のメモに書いていかないと追いつかないほど。また、食事修行では、そのあまりの「厳しさ」に、度肝(どぎも)をぬかれっぱなしでした。しかし、掃除の手際・きれいさが認められたのか、私の掃除担当が、それまで一年間修行され最近下山された方がずっと担当されていた「1、2階の廊下・階段・玄関の内と外」になったときは、「やった!」と心の中で叫びました。そう、20分間でこの広い空間の掃き掃除と拭き掃除を出来るのは、前任の方がいなくなってから、担当者がいなかったらしいのです。私は「掃除が出来る人」と認められたのです!
また、お寺の修行で「畑仕事」もしました。畑を耕すという、一番きつい仕事が割り当てられ、9月~10月寝込んで、背筋の弱っている私にはきつかったのですが、どういうわけか、途中から、おじいさんに、子供のころ遊びで持たされていた鋤(すき)の使い方のコツを思い出し、どんどん楽しくなって、言われていないところまでどんどん耕して「いっぺんに全部やらないでください」と言われました。

●私は、一年に一回は、絶対お寺で修行します。申し訳ないですが、決めました。これが、今の私の夢です!!!

今までの数年間、仕事を見つける、あるいは仕事を続けるという「目標」を常に達成しようと、自分に言い聞かせてやってきました。
そのころの自分は「目標を定める」→「計画・実行」→「現状把握」→「現在の達成率○○%」→「あとどれくらいの時間・努力が必要か」→「計画の再設定」→「場合によっては目標の再設定」→→→「目標を出来るだけ小さいものにする」のような考えの堂々巡りにハマり、いつも疲れてしまっていたんです。
ところが、何十年かぶりに、「一年一回お寺で修行する」という「夢」を持つことができました。目標ではありません。夢です。子供が「将来の夢は」→「野球選手です」みたいな夢です。実現出来そうにない夢を、子供の頃以来持つに至ったわけですが、なぜが、足元のぐらつく感じが消えていくのを感じています。不思議です。今、「心が軽い」です!!」
「夢」→「計画の棚上げ(実現しそうにない・数値化不可能のため、計画しない)」→「夢(妄想(もうそう)」→「夢(虚言(きょげん:うそ)に近い!)」→「どんどん想像力がはたらきだす!!」今の私はこのような状態です。

(ここから:決定じゃないです。「夢」ですから。)
皆さん、「一年一回寺で修行なんて無理じゃん」と思うでしょう。そうです。会社勤めすればまず無理です。しかし、逆に考えました。「一年一回寺で修行する」ためには、会社勤めじゃない方法で仕事をしよう→その宛てはあるのか→一箇所では十分なお金が得られないが、いくつかの仕事を同時にこなせば→「いくつかの仕事を同時に」は自分の一番苦手分野じゃないか→苦手なことは人にお願いしていこう。その人脈は、今、「持っている」→どんどん並列で仕事をして、例えば農業なんかもしたりして→農業では収入が得にくいぞ→逆に考えるんだ。収入は得られなくても、野菜を自分の家で食べれば、必要な家計が減るから、収入が少なくてすむ。→じゃあ、一人で仕事と農業もやるのか?出来るはずないだろ→もちろんできない。カラダが一つしかないから。でも賛成してくれる人がいれば出来る。賛成しそうな人を、僕は知っている!→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→!!!!
(ここまで:決定じゃないです。「夢」ですから。)

いま、毎日、おじいさん(私のお父さん、以下、父)と、政治の話・パソコンの話・短歌の話・なまずの話・習熟(くんれんして上手になる)するための方法の話・選挙の話・忠臣蔵の話・年越しいわしの話など、とめどなく話をしています。父は私に「それだけ面白い話が出来るなら、吉本興業に行って講談師にでもなれー」と言います。
また、最近おばあさん(私のお母さん、以下、母)と、毎夜のように「刑事コロンボ」を観ています。見終わった後、母と「今日のは、ここが良かったねぇ」などと話し込んでいます。

こんな日が自分に来るなんて!みんなががんばってくれているときに、こんな楽しい思いをさせてもらえるなんて!

私はもう大丈夫です。まだ頭痛や体力不足など、十分でないところもありますが、あと2ヶ月でなんとかなりそうです。

●そして、みんなを支えるため、天拝坂で大声で叫びに帰ります。私が愛している、みんなを支えます。 それまでもう少しの間です。どうかみんなもがんばって!「目標」だけでなく「夢」を持っていきましょう、行きましょう、生きましょう!!!

平成25年1月1日
船員S

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